
ほうじょうあみ
北条アミ

男達が窓越しに見たもの… それは、男達に向けて蜜壺を全開し自慰をしている姿の女。 欲情にかられた男達は女の車に向かって激しくドアを叩き始める…。

学生運動の真っ只中。 女は自分たちの組織の資金調達のため、自らのカラダを犠牲にしていた…。 ホテルの一室。 知らない者同士がベッドでまぐ合う。 最初は金のためだったかもしれない…いや、そうとも言い切れない。 彼女は知ってしまったのだ。 男の熱く脈動する肉棒が与える快楽を…。

そろそろ屋台をたたもうとしたその時。 一人の男がやってきて、出前を頼んだ。 店主の女は近くなら、と注文を受ける。 暫くすると女は男のアパートにやって来た。 頼まれた品をテーブルに置く。 男の傍に近寄る女。女はエプロンを外し男に身を預ける。

とある男客の部屋に現れた中居。 男客は自分の傍に座る彼女の着物の裾を捲る。 現れた生足。 男の手は更に奥へと進む。 指先に感じる陰毛。 彼女が男の前に在られる時はいつもそうなのだろう。 胸元へ延びる手は着物の衿を掴むと…。

農家の新婚夫婦(後編) 昼餉のまぐ合いを終えた夫婦は畑仕事に戻る。 嫁は誰かを迎え行くといい、畑から去った。 途中、道すがら近所のオヤジとすれ違う。 …見つめ合う二人。 オヤジは嫁の手を握り川辺へ。 停泊している漁船からゴザを取り出し他人の嫁と舌を絡ませ始める…。

農家の新婚夫婦(前編) 畑仕事で精を出した夫婦。 昼餉の時刻。 妻が握った握り飯を頬張る。 頬張りながら旦那は言う。 乳が気になり仕事に集中できん…と。 旦那の手が乳房に延びる。 嫌がらない妻。 二人の気持ちは同じ様だ…。
