てづかみや
手塚みや

そんなに目の前で揺らされたら、立たねぇ息子も立っちまうさね…。

義理の息子と義理の母。 血の繋がらない他人同士。 明るい時間から誰もいない草むらで互いのカラダを貪る…。

突如、目の前に現れた男。 男は身に着けたロングコートの前を広げると… 脈動するほどに隆起した肉棒。 女は見た、いや刹那にも女の性に触れたのだろうか、見とれてしまった。 男は察した。 この女となら…。

田舎の年の離れた男と再婚した女は子連れである…。 新しく夫婦になった二人は、これまでの寂しさを埋めるようにお互いの体を貪りあう。 縁側に用意した桶に交互に沐浴。互いの体を洗い、そして床に移り女は肉棒を男は乳房を激しく愛撫しあう…。 少々羨ましくもある、ひと時である。

寝ても覚めてもセックス。 三度の飯よりセックス。 セックスが好きすぎる夫婦。 風呂を共にする夫婦。気づけば互いの陰部を洗いだす。 もう既にセックスは始まっている…。

突然、実家にやって来た義理の弟。 夫の話では、刑期を終え出所してきたが、行く宛もなく職もないとのこと…。 弟思いの兄は実家に住まわせ、職も見つけてやると言う。 しかし、この弟。 ちゃっかり義理の姉を寝取っていた…。 兄はそんなことは知る由もなかった…。

焚火の炎に照らされた肌。 ふたりは一糸纏わぬ姿で唇を重ね、舌を絡ませていく。 ここは真夜中のテントの中。 愛撫を行う度に二人の欲情は激しく燃え盛る…二人を照らす炎のように…。

後妻を娶る事となった男。 母と娘との顔合わせもそこそこに済ませ、母達を部屋から追い出す。 二人きりなると、そそくさと戸を締め煎餅布団を畳の上に敷くと服を脱ぎ始める。 男のいきり立つ肉棒を眼前に後妻は吐息ととも「たくましいぃ…」と言葉を発し、口の中に咥え込んでいく…。

田舎道。 バス停まで怪我した僕に付き添い歩く姉。 バスの時刻表を見る。姉。 バスが来るまでには少々時間があるようだ。 と、そこへイカツイ男が現れた。 気圧される僕。 どうやら、男は姉の知り合いらしく何やら姉に話があるようだ。 断る姉だったが、強引に連れられ何処かへ行ってしまった…。
