ヘンリー塚本

敗戦間際の日本。 軍に招集させられた婦人たち。 彼女達に課せられた使命は、現場の指揮官たちの夜の相手をすることだった。 銃弾飛び交う戦地を連れ回され、そして犯されていく…。

身体が悪く寝たきりの夫のため、介護と内職に明け暮れる日々。 私たち夫婦を心配し顔を出す義兄。 ある日、義兄が、ふと私の耳元で囁いた。 「夜はどうしてるのか?」 思わず買い物に行くと称して表にでた私。 明らかに動揺していた私。 それを見透かしたように義兄は…。

保険屋が来るからと部屋に居座る息子を自分の部屋へ追い出す母親。 息子と入れ替わりに保険屋の男が入ってきた。 母親と男は暫く見つめ合い、口づけを交わす。 男はズボンのチャックを下すと今にも爆発しそうなくらいに膨張した肉棒が露わになる。 母親は優しく手で撫で上げ、やがて口に咥え込む…

突然、実家にやって来た義理の弟。 夫の話では、刑期を終え出所してきたが、行く宛もなく職もないとのこと…。 弟思いの兄は実家に住まわせ、職も見つけてやると言う。 しかし、この弟。 ちゃっかり義理の姉を寝取っていた…。 兄はそんなことは知る由もなかった…。

刑期を終え行く当ても無く彷徨う男。 旅館の近くを通りかかり雨露を凌ぐために忍び込み一休みする。 そこへ旅館の中居が現れる。 物陰に隠れる男。 暫く様子を伺うと旅館のオーナーが現れ逢引きし始める。 男は、久しく女を抱いていなかったことに気づく。 そして男は後ろから、そっと中居に近づき…。

蔵の屋根裏。 世間と隔絶されたように暗く静寂に包まれている。 ここではしばしば男女が秘密の情事に更け込む。 義父は嫁の着物を脱がし、豊満な乳房を貪るようにしゃぶり付く。 嫁は義父の肉棒を咥え込みせわしなく頭を前後に動かしていく。 やがて二人は…。

夫の急な出張。 妻は、ある人へ連絡を入れた。 夫の父親。つまり義父である。 義父との関係をもったのは、義母の一周忌の夜。 息子の妻の寝室へ忍び込んだ義父に体を許してからだ。 思い出すだけども子宮がジンジンと熱くなってくる。 義父の到着を待つ今。 彼女の壺は愛液で溢れている…。

また一人、女が地獄に落ちてしまった。 縄に縛られ身動きが取れない。 男達にイキリ立つ肉棒が、次々と彼女の蠢く穴倉に突き刺さる…。

売上が無く借金返済に目途がたたないと、ぼやく夫。 妻は、何とかなると言う。 その「何とかなる」をこの後、夫は目の当りにすることとなる…。 借金取りが家に押し掛け、夫が帰るまでは居座ると言い放つ。 その時、妻はタンクトップの肩紐をズラして…。

焚火の炎に照らされた肌。 ふたりは一糸纏わぬ姿で唇を重ね、舌を絡ませていく。 ここは真夜中のテントの中。 愛撫を行う度に二人の欲情は激しく燃え盛る…二人を照らす炎のように…。