男は駆けだしていた。 目の前を通過した自転車の女。 爽やかな女の匂い…男の欲情はかき乱されていた。 全力で逃げる。女。 道なき道。追う方も追われる方も必死だった…。 茂みを掻き分けると開けた場所に出た。 男の前に立つのは、追われていたはずの女。 その目は覚悟を決めた目立った。 そして…。 2025.09.01
襖が静かに開いた。 男が顔を覗かせ周囲を確認している。 夜這いである。 座敷に横になる女に近づく。 開けた着物の裾を捲ると初々しい果肉が眼前に現れる。 男はゆっくりと舌を大きく伸ばし舐め上げていく。 違和感を感じた女が目を開けると… 2025.09.01